第3章【見えない恐怖】

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「マジでヤバいかも…。見えないけど、確実に何かが近づいてきてるような感じがする…。」 「そうだな…。俺も同じように感じるよ…。今回は渓!お前の勘を信じるから、誘導頼むわ!」 「了解だ。」 と言いながら、俺は目を閉じ丹田に意識を集中させ、久々に本気で息吹を行った。 「カァー!!」 俺の息吹が静まりかえった村の中で地響きのように轟いた。
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