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「せっかくの誕生日だもんね。
一緒にお祝いしたかったんじゃないの？」
「いいよ・・・。
どうせ嫁とは毎日顔を合わせてるんだから。」
香澄の問いにぶっきらぼうに答えると、翔太が俺の発言に首を傾げている。
「お前、また冴子さんの事ほったらかしにしてきたんだべ？
つうか、本当に出てきちゃって良かったのか？」
「ああ・・・、多分大丈夫。
あいつは母さんたちと上手くやれるから、俺がいなくてもどうにでもなるよ。
きっと今頃、女同士で楽しくやってるだろ。」
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