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いや、話しやすくはなってないな。
「ねぇ…このままじゃ何か独り言みたいで切ないからさー、姿を見せてよ。」
『いいのですか?ダンジョンのキャパを無駄に使う事になりますが?』
………キャパってなによ?
でも、1人でどっかに向かってブツブツ言ってる不思議な不思議なぼっち君的な存在にはなりたくない。
「うん、いいよ。
そのキャパってのはまだわかんないけど……この空間に1人ってのよりはるかにいいや。」
『……了解しました。』
その声と同時に僕の目の前に、
1匹の猫が現れた。
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