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『はぁ……じゃあ何て呼べばいいんだ?』
「そりゃ決まってんじゃん。メグって呼んでよ。」
『了解した。メグ、これからよろしく頼む。』
「うん、よろしくね!!」
ハルと握手をする……なんてできるわけないので、此方からぷにぷにと触って親睦を深める儀式という名の我が癒しを堪能する。
『…おいメグ。そろそろ怒るぞ?』
「ハルの罵声や怒声は僕への和みだよ?」
『…ならお構いなく。』
そこから一瞬だった。
「がっ……ふ!!」
気づけば僕の体は洞窟の壁へと叩きつけられていた。
うぅ……お腹と背中が痛い。
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