初めて創ったモノはイレギュラー

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とりあえず後はキャパの限界までスライムを設置して終了する。 『これで作業は終了だ。この作業をエディットという。覚えておけ。』 「うん、了解。」 『でだ、メグ。』 「どした?」 『このダンジョン内ならダンジョンマスターは何処へでもワープ出来る特権がある。覚えておけ。 そしてなんだ?あのスライムは?』 …?おかしな質問だな。 「何か変だった?」 『当然だ。何故、あんなスライムが出来る?普通スライムは白くて羽なんてないただのプニプニだ。 それなのに羽と牙?なんなんだ?一体?お前は!?何か特別の存在なのか!?』 「さぁね?でもいいじゃん。 特別……実にカッコいい響きだよ。」 何故僕が特別なのかは分からない。 でも、僕は勇者と魔王の認識を変えようとしてるんだ。 正義への認識を壊そうとしてるんだ。 その僕が特別。非常にカッコいい。 だから僕はこの事について、何も感じなかった。これが如何なるのかはまだ…分からない。
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