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最初は2～3人だけだった。
だが、質より量をとったこの世界の政治組織『Rule』によって、『勇者制度改』が出来た。
従来勇者とは、戦闘の世界大会上位3名のみがなれる選ばれしもの達。戦闘の超エキスパート達である。
だが、この制度により条件が、
1.Ruleが指定した基準を越す戦闘能力(結構ハードル低め)
2.面接でテンパらない勇気を持っている(圧迫面接)
となった。
明らかにダメだろう。
なんだこの勇気の判断材料は？
どっかの大企業か？
というレベルだ。
だから勇者は選ばれしものとして世間一般では崇めたて祀られているが、もう企業の社員みたいなレベルだ。
こんなのを尊敬？論外にも程がある。
ま、僕がここまで勇者やら正義を否定するのは他にも大きな理由があるのだが…その話はまた後でいいだろう。
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