人間とは好奇心に勝てない生き物

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封筒の中には紙が一枚だけ入っていた。 その紙には、 『貴方は選ばれた。 よって、ダンジョンマスターになる証を授ける。 もしもなるというのなら、蒼の宝玉へと誓え。』 と、書かれていた。 ダンジョンマスター………か。 つまり、僕はこれで魔王になれるという事か。 「ふふ……ふふふふふ……」 コレを断るワケがない。 父さん達には悪いけど、僕は僕の夢を叶える。 僕がカッコいい悪となって…勇者と魔王のイメージを変えてやる。 一般の正義への認識をぶっ壊してやる。 そう決意し、僕は蒼の宝玉(さっきの蒼い球)へと誓う。 僕はやる……。なって世間のイメージを変えてやる!! その途端、僕の視界は全面白で塗りつぶされた。
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