─誤算─ Act2.
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再び郵送でやりとりしていては提出締め切りに間に合わない。 訂正印を押させるため、オレはやむなくアパートへと向かった。 三文判のない苗字だったのを恨めしく感じていた。 二年半ぶりに帰った賃貸アパート。 インターフォンに応じたのは、野太い男の声だった。 嫌な予感がしたのは言うまでもない。 扉が開いた時には、オレは通路を駆け出していた。 母親がオレを呼ぶ声は、ずいぶん遠くから聞こえた気がした。
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