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そうして
着物の下に与えられた
先日の快感の代償に――。
いやこれから得るべき
大いなる報酬と引き換えに――。
年端もいかない少女をたらし込む為
僕は似合わないドンファンを装って、天宮家を訪れた。
だけど――。
「反則だよ、こんなの――だって今日の九条さん……」
「何?言ってごらん?」
「たまらなくセクシーだ」
16歳の少女を誘惑する目的で仕立てた僕の体裁を。
気に入ったのはどうやら
――本命の彼氏の方。
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