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「見てるだけなんて僕どうにかなりそう」 どうにかなりそうなのは 僕の方だった。 「よかった。じゃあ早速彼女を誘惑しに行こうか」 着いて早々 レストルームに誘い込み 「意地悪、分かってるくせに――」 熱い視線で僕を見上げる淫靡な小悪魔が――。 それこそ 食べてしまいたいほどに可愛くて。 スタート地点からもうすでに 理性を失いそうな予感――。
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