My beloved iris

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失恋し落ち込んでいた綾女。 この表情が原因となり、彼女はBulletでのアルバイトを早退させられていたのだ。 悲しい表情を浮かべていては接客などできる訳がない。 俺は彼女の話を聞こうと手を引き、繁華街から程近い公園で2人きりになれる状況を作った。 この時俺は、ただ彼女を慰めるだけのつもりでいたはず。 だけどこの時口にした誘いが原因で、俺たちはきっと運命の歯車を狂わせてしまったのだ。
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