My beloved iris

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初めの気持ちとは裏腹。 結果的に俺は、綾女の放つ色気によって理性の箍が外れてしまった。 甘く熱い吐息。 そして、素直に感じる敏感な身体・・・。 “浮気”という過ちを犯したのはこの時が初めてだった。 罪悪感に苛まれ、今後綾女と会う事が気まずくなるのではないかと懸念する。 だけど綾女は、関係を持っても尚、俺との繋がりを切らずにいてくれた。 “友達”として接してくれる綾女。 しかし俺は、彼女の身体を知ってからは“友達”だと思えなくなっていたのだ。
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