My beloved iris

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また綾女を鳴かせたい。 色のある声に翻弄され、本能のまま彼女を抱きたいと・・・。 だけど運命は無情なもので、その気持ちは伝わる事がないままどんどん時は流れていく。 俺は冴子と結婚せざるを得なくなり、敷かれたレールに倣い結婚式を挙げた。 綾女への思いは燻ったまま。 それなのに俺は、手に入らない最愛の人よりも自分を愛してくれる形だけの恋人を受け入れてしまって・・・。
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