プロローグ

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チュン…チュン… 「へっくし!!…う~…さぶ!きもちわる…頭いたい…って!!なんじゃこりゃゃゃーー!!!!…っあ、頭が…」 寒さと二日酔いで目を覚ました俺こと宮下(みやした)たける。 その俺がなぜ取り乱しているのか。 それは、記憶が有る限り友人Aの家で寂しいクリスマスを『酒を飲んでリア充を馬鹿にしよう会』で酒を飲み散らかしていたのに気がつけば… 「なぜ全裸でお外に……」 まぁ、なぜかは記憶のない空白の時間に隠されているのだろうが… しかも、大事そうに鍋のフタと"男"と書かれたラベルの酒瓶を抱えている。 だが、そんな事よりも。 「無理!!吐く……ぉぼろピーーーーーー…」 ↑ 少々お待ちください。 「ふぅ~。気分もよくなったし帰ろうかな……あれ?ここどこ?」
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