第1章

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10年前私がこの国に来たとき、 あてもなく街をさまよってたとそろをレオさんが助けてくれた。 私はその時より前の記憶が無くて、 どうやってこの国に来たのかもわ からない。 だけどそんな私をレオさんのお父さんとレオさんは受け入れてくれて、一緒に住まわせて下さった。 お父さんは2年程前に亡くなられて今はレオさんと二人で暮らしている。 最近はお店をよく手伝うようになって大分慣れてきた。 だから今日のような大きいお仕事は初めてだけど、いつもと変わらないと思っていた。 ………この時までは。
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