第1章

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高校生となった私は、自分の家で一人暮らしをしていた 父が東京に転勤することになって、母がついていって、私は1人ここに残ることにした せっかく決まった高校だから、行きたかったって言うのもあるけど、なにより、那津とはられたくなかったから 「よし!お弁当でーきた 我ながらなかなかの出来栄え」 とか1人でつぶやきながら笑ってた 学校について、教室につくと、 まず目に入るのは那津の姿だった どんな偶然かわからないけど、 那津と高校が一緒で!さらに、クラスまで一緒だったからだ 私は横目でチラっと那津をみたけど、この視線に気づかれる前に目をそらした すると、何かに気づいたのか、那津が近づいてきた 「陽菜、おはよ ねぇねぇー、さっき俺のことみてたー??(笑)」 ドキッ 「み、みてるわけないじゃん なんでいきなり……」 とりあえずなんとかして、この状況から逃れたい…… 「あっそー なんか陽菜から視線感じた気がしたんだよねー(笑)」 「気のせいだよ……」
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