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高校生となった私は、自分の家で一人暮らしをしていた
父が東京に転勤することになって、母がついていって、私は1人ここに残ることにした
せっかく決まった高校だから、行きたかったって言うのもあるけど、なにより、那津とはられたくなかったから
「よし!お弁当でーきた
我ながらなかなかの出来栄え」
とか1人でつぶやきながら笑ってた
学校について、教室につくと、
まず目に入るのは那津の姿だった
どんな偶然かわからないけど、
那津と高校が一緒で!さらに、クラスまで一緒だったからだ
私は横目でチラっと那津をみたけど、この視線に気づかれる前に目をそらした
すると、何かに気づいたのか、那津が近づいてきた
「陽菜、おはよ
ねぇねぇー、さっき俺のことみてたー??(笑)」
ドキッ
「み、みてるわけないじゃん
なんでいきなり……」
とりあえずなんとかして、この状況から逃れたい……
「あっそー
なんか陽菜から視線感じた気がしたんだよねー(笑)」
「気のせいだよ……」
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