☆学園の始まり☆

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暫く留まって居れば、自分の他にも妖魔の類が迷い込んでいる事に気付き… ある時、一匹の妖怪が迷い込んで来た。 その妖怪は、明るく元気だが、何処か哀しげで…… ギブ&テイクな関係から、その妖怪と仲良くなり、ある日逢魔は思い立ち… 「…迷い込んだ皆さんで楽しく過ごせる様…学べる様な……学園を創りましょう。ニコッ」 『良いねぇ♪俺も…今は力が無いけどぉ…力を貸すよぉ☆ニコッ』 「有り難う御座います。学園を建てるのは任せて下さい。私はこう見えて魔法使いとのハーフです…普段は魔法は使いませんが……それなりに使えるんですよ。ニコッ」 『へぇ♪凄いねぇ!じゃ…俺は入って来るみんなを案内したり……楽しませたりするねぇ☆ニコッ』← 「クスクス…期待してますよ?」 『任せてよぉ☆ニコッ』 「では、そうですね…小さなお子さんは迷い込まない様ですので、高等部と中等部…で良いですかね?」 『大学は?』 「それは…要らないでしょう?その頃には皆さん此処から去るでしょうし…此処は他の次元と時間も異なります。それに…あまり増やしてしまいますと…経営や、学園に来る皆さんへの心配りが疎かになってしまうかも知れません……」 『そっかぁ…逢魔は優しいねぇ?そぉだねぇ…みんなで幸せに成れる場所になると良いねぇ♪ニコッ』 「はい!皆さんの幸せが私の幸せです…勿論…明君…貴方にも…幸せになって欲しいと私は願って居るのですよ?ニコッ」 『………ありがと…でも……ううん…何でも無い…逢魔も幸せになってねぇ♪ニコッ』 「……有り難う御座います…取り敢えず、服を着てから…ですね?」 『ん?俺はこのままでも平気だよぉ♪ニコッ』 「明君…私が気にしますから…ね?」 『はぁい♪服着るよぉ☆ニコッ』 「クスクス…有り難う御座います。」 そんなこんなで(笑)学園創立…… 今や逢魔は、沢山の生徒、職員…… そして、恋人のモカ君、息子の壱君と共に幸せな学園生活を送って居る…… 逢魔「ケーキを作ったのですが…2人共食べますか?」 モカ「時の手作り?勿論食べる!ニコッ」 壱「お父さんのケーキ美味しいから好き!ニコッ」 逢魔「フフッ…2人共有り難う御座います。…私は幸せ者ですね…ニコッ」 2人を撫で モカ・壱「…?」 逢魔「さぁ、食べましょうか?ニコッ」 モカ・壱「うん♪」
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