9人が本棚に入れています
本棚に追加
/236ページ
いつの時代も好き嫌いは存在し、好きな人や 嫌いな人たちは何かしら記憶に残ったりする。
でも学校では 好きでも嫌いでも無く付き合う人たちがいて 卒業と共にだんだん記憶から消えてゆく。
大人になって すっかり忘れた頃 思いがけず連絡がきたりする。
エミイにとって かおりもそういう軽いつき合いの娘でした。
エミイは歌手の夢をかおりにぶち壊されるなんて まだ思ってもみなかったし、初めはむしろ好きな人だったのだから かおりが少しくらいわがままでも 気にならなかった。
しばらく付き合いがなかったので エミイは電話が来るまで かおりの事はすっかり忘れていた
最初のコメントを投稿しよう!