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エミイの頭は高校1年の頃に戻る。やせっぽちのエミイにとって かおりはかわいくてモテモテで 自分とは縁のない少女だった。
そのころエミイのクラスで女子の間にいじめがあり、矢南イオナという女子が主犯格で、取り巻きたちにターゲットの少女をいじめさせていた。
いじめられた少女は親の転勤が多く すぐ転校してしまった。担任の先生は気付きもしない。
意地悪女子は新たな標的を狙っていた。
そんな時エミイが先生にほめられたもんだから、意地悪女子が弱そうなエミイに目を付け
「先公の前で良い子ぶりやがって」と エミイに難癖をつけてきた。エミイに危険が迫った。
その時 かおりがわざとらしく近付き
「あ 佐藤さーん!いたいた!」と エミイに近付き、矢南とエミイの間に割って入った。
それからかおりは矢南に睨みを効かせ
「ちょっと 彼女に用があるんだけどいいかしら?」と エミイを助けた!?
かおりの強力に人を吸いつける大きな目には だれも勝てない。
男の子に取り巻きの多いかおりには 意地悪女もあまりちょっかいを出さない。
かおりはエミイをその場から連れ去った。
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