諦め

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井ノ上 幸 社会人2年目ちょいの女の子 仕事は接客業で窓口をしている ほんとは事務職希望だったのに 今じゃ接客が出来ている自分に驚きを感じる今日この頃 好きなものはチョコレートと野球観戦 というよりある選手にお熱だという事実 甘党過ぎて若干友達に引かれたりもするなかなかお茶目な子 好きなタイプは年上で・・・惚れたら犬のように一直線に突っ走る 更に付け加えるなら好きな犬は柴犬 彼氏は今のところ居ません 高校では既婚の学校の先生に恋して3年間の青春を終えた だがそのお陰で成績はぐんぐん伸びたので良い思い出 ・・・つまりその恋を引きずっているのでした -------------------------- 『いっらしゃいませ』 今日もいつものようにお客様に旅行の案内をする毎日 案内はするが自分は行けずじまい もう場所は覚えてるから私と行けば迷子にはさせない自信あり 『ありがとうございました』 そして今日も1日が終わって行く たまにミスもして1人凹んで飲みに出る 今日も10円間違ってしまった 『・・・なんで私ってこんなミソクソなんだろ』 そう呟きながら とあるバーが目にとまった 『(ここに・・・こんなバーあったっ・・・け?)』 前までスナックだった気がしていた所にバーが出来ていた いつもは気にとめないのかもしれないが・・・ 今日だけは 目に留まってしまったのかもしれない 人生そんなもんだと この後もう少しで発生する
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