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傷ついても
翌朝、イズルは決心していた。
今日は、三神君と友達になる!!
「ふーん、まっがんばれ」
「もー、ミヤビは適当なんだから」
プクーと頬を膨らませながら言うイズル。
相変わらず俺を煽るよな~、我慢するこっちの身にもなれよ。
かわいすぎ。
「なんで、そこまでして友達になろうとすんの?」
「えっ?だって、独りは寂しいじゃん」
「本人が一人が良いって言ってんだからいいじゃん。」
イズルは頭を横に大きく降り
「あれ、本心じゃないよ。だって凄く悲しそうな顔してたんだもん。」
うっ、そんなションボリするなよ。
「はぁー、俺は何かすることある?」
「えっ?」
「お前が、三神と仲良くなる手伝いしてやるって言ってるんだよ、」
「いいの?」
「、ああ」
本当は乗り気じゃないけどな、喜ぶ顔見たいし。
イズルはパァ~と顔を明るくさせ
「ありがとうミヤビ!大好きー!!」
と、ミヤビに抱きついた。
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