傷ついても

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現国終了後俺はミヤビのもとに行った。 「ミヤビ~、俺の教科書返して!」 「はいはい、くく。面白かったぜ!」 「面白いのミヤビだけだよね。俺被害者だよね、」 「もう、取らないから許して。」 「やだ。」 「じゃあ、ツナマヨおにぎりおごるから。」 「わかった。」 「次、体育だな。」 「何やるんだろ」 体育 「今から、バスケをやってもらう。」 バスケか~、俺苦手だな。 チームは赤、青の二つに分けられ俺とミヤビは赤、三神くんは青になった。 俺は、普通に補欠として、試合を見ていた。 ミヤビは運動神経が良くて、なんでも人並み以上にできるので、今回のバスケでも活躍してた。 対して、三神くんも物凄く上手で点数を稼いでいた。 はあ、二人とも上手いなぁー。 俺も、あそこまで出来るようになりたい。 あっ、ミヤビにパス回った。 でも、囲まれた~。 するとミヤビは、それをふりきるようにみごとなボールさばきで走ったんだけど、その時、重なった人影で見えなかった三神くんとぶつかってしまったのだ。 ドーン、 と大きい音と共に二人は、倒れた。 先生「だいじょうぶか!?」 ミヤビ「俺は平気ッス。」 三神「大丈夫です。」 やば、足捻った。まぁ、後で保健室行こ。 だが三神は、立ち上がっとき崩れ落ちた。「つっー!!」 結構酷いみたいだ。誰かに支えてもらいながらじゃないと、無理か。 「俺、彼を保健室連れていきます。!、 」 「水戸か、わかった。連れていけ。」
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