傷ついても

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「じゃぁ、立ち上がれる?」 「まぁ、」 「じゃぁ、支えるからいくよ!せーの」 二人は、立ち上がった。 「イタ」 「大丈夫?」「うん。」 「じゃぁ、先生連れていきますね、」 「おーよろしくな。」 保健室行くまでの道のり 「お前、小さいんだから肩で支えられねえのに」 「うっ、うるさいよ!のびるもん。それに肩支えられなくてと腰は支えてるもん」 「それ、動かしずらいんだけど。」 「もんくいわないの。」 「ほらー、保健室着いたよ。」 「先生、怪我人です。」 「あっ、居ないみたい。俺先生呼んでくるからまってて」 保健室の中に一人の三神。 クソ、まさか足捻るとはな。情けない。 ・・・あいつ、突き放してもしつこいくらい付きまとうな。 でも、多分悪い奴じゃないのかもな。 信用はしてないが。 「先生、今日いないんだって。でね、俺病院で見てもらった方がいいと思うんだけど、帰る?」 「・・・そうだな。」 「じゃぁ、先生に連絡と荷物持ってくるから待ってて、あと、親御さんに連絡しといてね。」 「俺、一人暮らし。」 「そっかー、じゃぁ、俺もそうたいする!」 「は?いやいや、家にまでくるき?」 「うん。だって、一人じゃあぶないでしょ?」 「ふざけんなよ。」 「もー、文句言わなの!!じゃぁ、まっててね!」 はあー、まじかよ。冗談じゃねぇ。
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