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放課後
待ちに待った、放課後。
「どこ、行く?」
「俺んち来る?」
「ミヤビん家?」
「うん、宿題あるしおわったらゲームしようよ。」
「それいいね。」
「三神くん、いいかな。」
「ああ」
電車のホームで、電車が来るのを待つ。
すると、また
「香芽、またあったなぁー、」
また、昨日の三人組だった。
「何か、用かよ。」
「今日は、お前にじゃない。そこのちびちゃんだよ。」
「こいつは、関係ないだろ!」
その声を、無視して俺に話しかけてきた。
「てか、昨日より友達増えてるねー僕」
「俺、そんな年下じゃない。」
なんか、ムカつく人たちだな「えー、なんチャイかな~?」
「15だよ。」
「うそだろー!こんなチビな高校生いる分けねーだろ!」
ぎゃはははと、俺が馬鹿にされた瞬間
「水戸を馬鹿にするのはやめろ!
傷つけるのは俺だけでいいだろ!!」
と、三神がどなった。
「ねぇ、君たち誰だか知らないけどこれ以上騒ぐなら警察呼ぶよ。」
と携帯をヒラヒラとだすミヤビ
「はっ、警察だって!呼べるもんならよんでみろよ!」
「わかった、・・・・もしもし、ただ今、見知らぬ人三人に絡まれているんですけど、ええ、そうです。はい。」
「こいつ、ほんとによびやがった!」
といって慌てて逃げた。
「ふん、嘘だっての」
と、携帯をしまった。
「ミヤビありがと。」
「一ノ瀬、助かった。」
「いいって、三人ともそれよか早く家行って遊ぼうぜ!」
「うん」
駅を降りて十分後
「ここだよ。」
ミヤビの家は、一軒家だ
「お邪魔しまーす。」
「あら、いらっしゃい。友達?」
と、母が顔をだす
「うん、高校の」
「あら、じゃぁイズルくんも?」
「・・・うん。」
あまり、母にはイズルを見つけてほしくないんだよなぁ
「まぁー!いずるくーん、」
と呼ぶと
イズルは三神の後ろからひょこっとかおをだした。
「はい?、あっ、おばさん!」
「きゃー!!かわいい。ほらほら上がりなさい。他の友達も。」
といってイズルに手招きをしている
「イズくーん、新しいパジャマあるからおいでー!!」
「ごめん、母さんイズルを見るとテン
ションハイになるから。」
本当、恥ずかしい
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