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教室が静かになった。
「ごっ、ごめんね!」と俺の周りにいた女子が謝って、離れていった。
なんで、三神くんは怒ってるんだろう。
ホームルームが終わり、下校時。
「イズル!、友達はできたか?」
「うーん、あんまり。」
「てか、お前の隣の三神てやつ無愛想だよな」
「うるさくしたのが、いけなかったんだよ、あと、彼人と話すの苦手みたいだし。でも、ほんとは違う気がする。」
「ふーん、まっ、どうにかなるだろおまえなら。がんば。」
と、イズルの髪をクシャクシャてしながら言った。
「うん、がんばる!」と笑った。
「おっ、言ったそばからお出ましだ、いってこい。」
と、ミヤビが指を指した方向を見ると
三神君が、電車のホームにいた。
「あっ、ほんとだ俺話しかけてくる」
「ねー三神くん!」
「また、君?しつこいよ。」
と、眉を潜めて言う。
「同じ、駅なんだね。これからさイズルと遊ぶんだけど、あっ、イズルてのはあそこにいる俺の幼馴染みなんだけど、三神くんもどう?」
「は?」
「遊ぼ!」
「無理」
「そっか~、残念。じゃ、じゃあ一緒に帰ろうよ。」
「なんで、初対面なのにそこまでしなきゃいけないわけ。」
「・・・仲良くしようよ。」
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