14人が本棚に入れています
本棚に追加
一ノ瀬side
俺は、イズルと幼馴染みで親友だ。
イズルを、いじめから助けたのがきっかけで、遊ぶようになった。
ただ、中三のころからイズルを幼馴染み、親友として見れなくなってきた。
愛おしい存在、つまり好きということだ。
別に俺はゲイではないし、普通に女性の方と、つきあったこともある。
だから、イズルに対するその感情に気がついたとき心底驚いた。
イズルが都内の、泉桐学園を受けると聞いたとき俺もその学校を受けることにした。
お互い無事に受かったと聞いたときは、めちゃくちゃ嬉しかった。
まだ、イズルといれる。
ただ、告白する勇気がなかった。
イズルに嫌われるのは怖い。
だから、俺はたまにイズルを抱き締めたくなるときもあったが、押さえてきた。
同じクラスにもなったが、席が離れていたから、今日はあまり話せなかった。
帰り、話そうと思ったが三神というやつと友達になりたいのに、なれなかったらしく落ち込んでいた。
その姿も可愛かったが、俺はイズルを助けたいので、励ましてもう一度三神のところにいかせた。
最初のコメントを投稿しよう!