第1章

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今回も、また失敗したらしく落ち込んでいた。 俺は、そんなイズルが可哀想でまたはげました。 だけど、本心は 俺を見てよ。ずっとお前の側にいたのはおれだろ? そんな、辛そうな顔してまで無理に友達作らなくていいから 俺がお前を守ってあげるから だから、俺だけを見て 三神side 俺は、中学校は良い思いでなど 1つもない。 いじめられてたから、当然だ。 いや、いじめと呼ぶべきなのかわからない。暴行。つまりレイプ、しかも友達だと思っていたやつに。 学校にも家にも安息の地などまるでなかった。 だから、高校は都内のそいつ等が通わない所を選んだ。 それが、泉桐学園だ。 家も、出ていき独り暮らしにした。 学校では、独りで過ごす。 あんな、思いをするくらいなら独りを選んだ方がましだ。 自己紹介は、人と話すのは嫌いと言い初めから他人との関係を持たないようにした。 だが、隣の背がちいさい幼さがある男子が俺に話しかけてきた。 俺は、不機嫌そうに答えた。 大抵のやつは不機嫌そうに対応すると、離れていくからこいつも話しかけて来ないだろうと思った。 だけど、予想とは違う反応を見せた。
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