3人が本棚に入れています
本棚に追加
ゆりが先生を撃破したせいで授業は中断。てかゆりが校長室へ連れて行かれた。
ゆりが教室を出て行く前に
「あとで殺す」
って言ってたっけ。
アブね、近づかないでおこう。
その前に俺には一つやることがある。
音無「おい日向!」
日向「お前なんなんだ、授業中のあれは?」
音無「それよりこの学校に立華かなでって生徒はいるか?」
日向「なに言ってんだ?生徒会長ならあそこにいるだろ」
そういって指を指した先を素早く見据える。
教室の右隅。前から二番目の席に座る彼女は、するりと長い銀髪におとなしそうな瞳。
そして左手に握られているのは生徒会ファイル。
音無「サンキュー日向!」
俺はその少女の元に一目散に駆け寄った。
音無(こいつならなにかきっと…)
音無「かなで…」
少女の大きな瞳が俺を見つめる。
かなで「どうしたの音無くん…そういえばあなたに名前で呼ばれたの初めてね…?」
最初のコメントを投稿しよう!