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日向「おりゃ」
ぶぅん
先生「ストライク」
日向「ほらっ」
ぶぅん
先生「ストライク」
松下五段「…おかしいな」
ユイ「おかしいなじゃねーよ!!
せっかく抑えてんだから打てやコラー!!」
松下五段「そう言われてもなぁー…」
日向「ごちゃごちゃうるせえな…どうせ打てねぇんだから一緒だぜ」
日向「おるぁ…
ガガガガ
音無「なんだこれ?地震か…」
日向「くそ…しまっ」
地震に驚いた日向の球は、ものすごく緩やかなスピードでミットへと一直線に向かっていく。
松下五段「…お」
キィン
激しい金属音と共に白球が空高く舞い上がる。
それは無情にも、外野フェンスへと吸い込まれていった。
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