EPISODE4

2/26
前へ
/26ページ
次へ
教室に入る。 さすが全寮制なだけにもう大体の人が集まっていた。 ひさ子「お~と~な~し~くん??」 音無「…はい、どうしたでございまつるか」 ひさ子「どーしたもこーしたもねーよ! 人がせっかく特等席用意してやったのに、なんで序盤でいなくなってんだよ!」 音無「いや…それは、その…」 ユイ「そーですよー、なんでユイの天才的なエンジェルボイス聞かないんですかぁ」 関根「エンジェルボイスっても、最後の方ガラガラボイスだったけどね~」 ユイ「それを言わないでよ~」 ひさ子「んで?お前はなんだって抜け出した」 ゆり「私が呼び出したのよ。昨日の授業中のことでしばいたの」 ひさ子「ゆりだったのか。 …まぁ、ゆり相手じゃ逆らえないわな」 音無「そそそうなんだよ、本当に昨日は大変でさ。 本当に死にかけたんだって」 ひさ子「大変だったんだな…。 責めたりしてなんかごめん」 音無「あは、はははははぁ…」 ゆり「んじゃちょっと音無くん、こっちきて」 音無「あ、ああ…」 ひさ子「お前も大変だな…」
/26ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2人が本棚に入れています
本棚に追加