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ゆりのその一言を皮きりに一目散に各々の持ち場へと駆け出す。
犯人「くそったれが!」
必死に抵抗しようと犯人も全速力で出口へと走る。
だがその隙をゆりは見逃さなかった。
バンッ
銃弾は走る犯人の左頬をかすめ、目の前にある扉へと命中した。
単なる威嚇射撃。
それでも犯人の逃亡精神を崩壊させるには十分だった。
ゆり「日向くん!音無くん!」
犯人がぺたりと地面に跪く。
堪忍したのか、両腕を高くあげて頭部へと持って行った。
武器を所持している様子はない。
そんな犯人に俺たち三人が近づく。
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