EPISODE6

2/20
前へ
/25ページ
次へ
心臓の鼓動が早くなる。 文化祭前だから浮き足立っていた数日前とうって変わって、この場所の緊張感が空気を通してひしひしと伝わってくる。 まだ数分しか経っていないのに、既に手には大量の汗をかいていた。 日向「…なぁゆりっぺ、まだなのか-…」 ゆり「しっ!…来たわ」 待ち構える俺達の数メートル先に一つの人影が近づく。 -間違いない… 犯人だ。
/25ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加