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心臓の鼓動が早くなる。
文化祭前だから浮き足立っていた数日前とうって変わって、この場所の緊張感が空気を通してひしひしと伝わってくる。
まだ数分しか経っていないのに、既に手には大量の汗をかいていた。
日向「…なぁゆりっぺ、まだなのか-…」
ゆり「しっ!…来たわ」
待ち構える俺達の数メートル先に一つの人影が近づく。
-間違いない…
犯人だ。
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