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靴を履き替えて教室に入ると今日も先に莉沙が来ていた。
「あっ、里音おはよう!」
「うん。莉沙おはよう!」
挨拶をし鞄の準備をして、チャイムが鳴るまで莉沙と話した。
その時もずっとずっと頭からその人のことが離れなかった。
目で姿をおっていると、
「あの人のことが気になるの?」
莉沙がいきなり聞いてきた。
「べっ、別にそんなんじゃないよ。」
「そうなんだ。」
少し言葉につまったけど、なんとかその場をごまかした。
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