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「もしもし、瑞希君……」
「あぁ」
「今日……空いてるよ」
「じゃあ七時にあの公園で待ってる」
「あ、うん……」
すぐに電話が切れて、思わず大きなため息。
「行く事にしたよ、イツキ」
「そうですか」
「あのさ……」
「はい」
「行くところがないなら……しばらく泊めてあげてもいい……」
彼は一度目を丸くして驚いた様子だったけど、すぐにニッコリと大人な微笑みを見せた。
「ありがとうございます。本当に」
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