第10話 悲しみとケツイ

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「みんなが……幸せになる道を選ぶよ……」 それが私の答え。 つまりそれは、大好きな二人と決して結ばれない道。 「でも……辛くなったら、私を支えてほしい……」 「はい……もちろんです」 「ありがとう……」 私の前に立ち塞がるのは茨の道。 それでも私はそこを進む覚悟を決めた。 一人では無理でも、支えてくれる人がいるならきっと、私はその先へと進む事が出来ると信じて。
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