第1章 《深い海へ》

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《深い海へ》 自分を壊すことを楽しんでいるようだ 傷つくことで生を感じるキミは 魂から 吹き出る赤い血に 自分自身を確かめる 一人になった 部屋の中で 泣いて泣いて また 泣いて 深い孤独だけがキミの癒し そこだけがキミの居場所 その痛みに 泣き叫べばいい 醜く深い海に沈んでいけよ 自分を壊すことを楽しんでいるようだ 痛みに生を感じるキミは 狂うほど 溢れるジェラシーに 自分自身が酔っている 一人になった 部屋の中で 泣いて泣いて また 泣いて 深い孤独だけが君の癒し そこだけがキミの居場所 その痛みに 泣き叫べばいい 病みの深い海に沈んでいけよ
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