「ひと」への扉

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「ひと」への扉

著者:「この話はあんまり書きたくない。」 龍一:「なんでだよ?」 著者:「おまえが幸せになっていくきっかけになる話だからだ!!」 龍一:「心が狭いよ、それ…。哀れだな。 お前。かわいそうな奴だな。」 著者:「罵倒より憐憫の方が傷つくって知ってる? ねえ、知ってるんでしょ?! わざとやってるんでしょ?!! ひどい、ひどいわ!!。」 龍一:「女々しい奴め。根性腐ってやがる。」 著者:「そうそう、やっぱり罵られると気分がいい。」 龍一:「この変態が。」 著者:「イケメンに言われると、違うな。 …感じ方が。 ほれ、もっと罵りたまえ。」 亜衣:「キモイ」 著者:「お、これこれ。来たよこれ!! 少女に言われたら、ヤバいって!! どうにかなっちゃうじゃないか~♪」 亜衣:「こんな大人には間違ってもなりたくない…。」 著者:「あ、それ、まじで傷つくんですけど。 てか、『変態』って呼んでくれ。むしろ。」 亜衣:「お前が喜ぶようなことは一切言わないし。」 著者:「…あ~あ、つまんね。 なんか続き書く気失せた。」 龍一:「筋金入りの変態で人格破綻者だな。 しかも、根性腐ってやがる。 …救いようがない。」
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