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そして、その翌日。
私と渉さんは二人で私の実家に向かった。
この間は、きっと私の様子もいつもと違っていただろうし、突然行って、かと思ったら突然いなくなって…
本当に母に心配をかけてしまった。
今日はそのこともちゃんと謝らなければならない。
それに加えて、一緒に暮らすことの…報告。
私は母になんて言ったらいいのか不安になりながら、
それでも渉さんの好意を無駄にしたくないと、しっかりと気を引き締めた。
家に着くと、事前に連絡をしてあったので、母は落ち着いた様子で私たちを出迎えてくれた。
「お帰りなさい。さあ、渉くんも入って」
母のいつもどおりの笑顔と『お帰りなさい』がうれしかった。
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