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自分の部屋に戻ってベッドに身体を投げ出した。
そのはずみで身体がマットレスからバウンドした。
「…クソッ」
…駄々をこねるガキみたいじゃねーか。
でも俺は…
どうしても
アイツを離したくない。
そばに置きたい。
…いてほしい。
自分の気持ちが上手くコントロール出来なかった。
会社にいる時より、
社長として難題にぶつかった時よりも
ずっと…厄介なものだった。
あの時、俺は…
本気で怖かったんだ。
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