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力なく開いた唇からは
俺が聞きたかった甘い声が洩れてくる。
耳から流れるその声が、俺のカラダ中に溶け込んで
俺のカラダを昂(タカ)ぶらせる。
カラダを繋げたまま、唇の届く全てに口づけを落とし、
俺の全てでアイツを刺激する。
俺の刺激に耐えきれなくなったアイツが抑えつけるようにしていた俺の手を振りほどき、俺の背中に腕を回した。
俺を自分に引き寄せて、無意識のうちに俺を激しく求めるその様(サマ)は
俺を限界へと導いていく。
アイツの求めるまま…
自分の欲望のままに激しくカラダを揺さぶると
俺たちは同時に熱く果てていく。
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