第1話

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角度を変え、触れるキスから啄むようなキスに変わる。 少し、苦しくなり矢野先輩の胸に手を置く。 「由莉、口開けて。」 「んっ・・・。」 耳元で、矢野先輩が擦れた声でささやく。 少し開いた口の間から、矢野先輩の熱い舌が入り込む。 少し戸惑いながらも、口を開く。 口の中を舌が激しくかき回す。 くちゅくちゅと音が漏れ、私の声も少しずつ漏れる。 「んっ・・、矢野先輩。は、はげし・・・・。」 「何言ってんの、このくらいで。」
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