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何なんだ、あの人。
気持ち悪~い・・・。
あぁ、やだやだ。
いかにも理系って感じ。
文系でよかったぁ・・・。
なるべく、避けよう。
校門まで行くと、辰巳さんの愛車が見える。
時間を確認すると、待ち合わせの十分前。
いったい、いつから待っていたんだろう?
私は久しぶりに会えた嬉しさと、早く来てくれていた嬉しさで、走って近寄った。
そのまま、ドアを開けて乗り込む。
シートベルトをして隣を見ると、優しい笑顔の辰巳さん。
私を幸せにできるのは、この人だけだもん。
「どうした?良い事でもあったのか?」
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