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「一緒に、カウントダウンして、新年の挨拶をしたいじゃないっ。」
「ごめんなさい・・・。」
「わかればいいのよ。」
シュンとしてしまった辰巳さんを見て、私は声を出して笑った。
辰巳さんも、そんな私を見て笑った。
こうした、バカな時間も今の私には心地よかった。
一緒に新年を迎えて、お互いに挨拶をして、辰巳さんに車で送ってもらった。
「あ、ねぇ。初詣、行かない?」
「・・・由莉から誘ってくれるなんて、初めてだな。」
「た、たまにはいいでしょ?私は学生で自由だけど、そっちは社会人だし・・・。」
「ありがとう。なら、行くか。午後からでいいだろ?」
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