第5話

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「それなら、まだ安心か・・・。」 「ふふ、相変わらず過保護なんだから。」 「あ、そうだ。友達はどれくらいできた?」 「うーん。女子が二人と男子が二人。話してみたら、講義がかぶってて。」 「そうか。・・・近々、パーティーがあるんだけど、由莉にも来てほしい。」 「パーティー・・・?なんの?」 「親父の誕生日パーティー。毎年、盛大にやってんだ。」 「私、まだ辰巳さんのお父さんに会ったことないのに・・・。」 「ちゃんと、紹介するよ。忙しくて、俺もろくに会話してないんだ。」 「・・・わかった。」 デザートまできっちり食べ終えた私は、満足した。 あ、でもドレスコードの服はあるけど、パーティーにそれでいいのかなぁ・・・?
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