153人が本棚に入れています
本棚に追加
とろけるような快感の中。
必死に私を呼ぶ辰巳さんの声が、遠くに聞こえ・・・。
「遠くに・・・。」
「由莉っ、聞いてるのか?」
「・・・・ふぇ?」
「どうした?眠いのか?何度声かけても、返事しないから・・・。」
「ここは?車・・・。あ、そっか。(また、妄想しちゃったのか。)」
「大丈夫なのか?」
「あ、うん・・・・。」
「なら、いいけど。ほかに買うものあったかなぁ・・・。」
「買い物って・・・。あ、そうだ!辰巳さんっ!!」
「え、なに?」
最初のコメントを投稿しよう!