第5話

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とろけるような快感の中。 必死に私を呼ぶ辰巳さんの声が、遠くに聞こえ・・・。 「遠くに・・・。」 「由莉っ、聞いてるのか?」 「・・・・ふぇ?」 「どうした?眠いのか?何度声かけても、返事しないから・・・。」 「ここは?車・・・。あ、そっか。(また、妄想しちゃったのか。)」 「大丈夫なのか?」 「あ、うん・・・・。」 「なら、いいけど。ほかに買うものあったかなぁ・・・。」 「買い物って・・・。あ、そうだ!辰巳さんっ!!」 「え、なに?」
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