第5話

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「いいけど・・・。」 「一回、帰って少し寝たい。」 「・・・起きれる?」 「大人をなめんなよ。」 「じゃあ、決めた時間に迎えに来なかったら、私は一人で先に行っちゃうからね。」 「・・・何が何でも、起きる。」 「過保護だよー。」 「そういや、親は何も言わないのか?」 「なにが?」 辰巳さんは、少しだけ私に目線をうつした。 運転中ということもあり、すぐに逸らされたけど。
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