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「けっこう、誘ってるし。一応、日付が変わる前に帰してはいるけど・・・。今日なんて、真夜中だし。」
「真夜中って言う時間でもないけど・・・。」
「いいの。」
「べつに・・・。少し、自由だから。」
「そうなのか・・・。」
「仲が悪いってわけじゃないよ。でも、程よい距離感は、あるかも。」
「ふーん。あ、着くぞ。」
家につき、シャワーを浴びて着替える。
午後になれば、辰巳さんが迎えに来るので、気は抜けない。
約束の時間になり、辰巳さんからワンギリ。
いつの間にか、ワンギリが着いたの合図に。
私たちだけの、暗号みたいでどこかくすぐったい。
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