第1章

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4月18日ー 実は今日彼と話した。 座席に学生証を落としていたのに気がついて、中身を見ると彼だった。 “猪瀬佑都” ユウトって、こんな字なんだ。 生年月日を見ると、同級生だということが判明。 急いで電車を降りようとする彼を追いかける。 が、間に合わずー 下車した瞬間、ドアが閉まった。 キョロキョロと彼を探す… すると奇跡的に駅のホームのベンチに座ってる彼を発見。 “ありがとう!助かった!” 彼はにこやかに笑いかけてきた。 最近沈んでた気持ちが上向きになっていく。
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