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「俊哉、ごめん。 私、迷惑掛けてたんだね。 でも、事情が全くわからないんだ。 申し訳ないんだけど、詳しく説明してくれるかな・・・?」 本当に、何も覚えていない。 だから私は目覚めた時の現状を“事実”と思い込み、これまでずっと俊哉の事を避けてきたのだから。 すると俊哉はやりにくそうに溜め息を吐き、私にあの夜の事を話してくれた。
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